HSP 繊細な人の生き方

HSP=繊細な人と呼ばれる人たちがいます。

HSP(Highly Sensitive Person
「過度に敏感過ぎる人」
繊細でまわりの物事を敏感に察知する能力があり、創造性や空想力も高いのですが、それが社会生活で裏目に出ると、打たれ弱さ、引っ込み思案、人見知り、となってしまい、生きづらさを感じてしまう。

HSPの感受性の高さは遺伝的に備わったものとされていますが、人と話す時の恐怖や、自分のことではないのに怒声を聞くと萎縮してしまう反応などは後天的なものと言われています。

診断されたわけではないけどきっと私もそうなんだろうなと思う節がたくさんあります。

たとえば、

  • 土日にしっかり一人の時間を作って休まないと心がワサワサして落ち着かなくなる。
  • 人に自分のことを話さなければならない時に過度に侵略されているような気がして、その場から逃げたくなる。
  • 場の空気に敏感で、毎日怒声が響く場所やマイナス思考だらけのチームにいると疲弊して倒れてしまう、など。

とても敏感な人たちなので相手の考えていること、感じていることが手に取るようにわかります。「先生はこういう回答をして欲しいんだろうな…」「母はこういうことを言ったら喜んでくれるんだろうな」
わかってしまうため、その通りに振る舞うことがほとんどで、多くは手のかからない子として可愛がられ、重宝されます。

 

学生まではそれでなんとかなってきたものの、社会に出るとその繊細さゆえに立ち行かなくなる人も多いです。
HSPにとっては、今の世の中は情報に溢れすぎていて刺激が多すぎ、それを全て真正面から受け取ってしまうため疲れてしまって当然なのです。

 

一方で、その感受性の高さを利用すれば、元々はとても創造性が高く好奇心旺盛な人たちなので、人が思いつかないような発想をパッと思いつくでしょう。

私はデザイナーで、1人でものを作るのももちろん得意ですが、周りから褒められるのは「コンセプトの立て方がうまい」だったりします。
クライアントと話していると、相手の要望であったり改善すべきデザイン箇所が多くを語らずともわかる。また、そのブランドの目指すべき方向性が感覚的に掴めるため、コンセプトに導きやすいのです。

 

心療内科の先生に言われて今でも覚えていることが

「その繊細さはこういった芸術系の仕事をする人にとっては武器になる」

ということでした。

今まで感受性の高さをマイナスにしか捉えることができなかった自分が、はじめて「強みになる」ことを覚えた瞬間でした。

 

HSPにとって今のこの世の中は、とても、とても生きづらいけど、ライフスタイルが多様化している今ならどこかにうまく働きうまく生きていく方法があるだろうなと思いながら、日々模索しています。

だいじょうぶ、その弱さは武器になるから。いっしょに考えていきましょう。